トルネード工法を構成する3つの要素
当社における配管洗浄技術の代名詞である「トルネード工法」についてご説明しましょう。この工法は3つの要素で構成されています。1.高圧ポンプユニット 2.トルネードユニット 3.アドバンスユニットこれらによってホースを回転させながら高圧水を送り出し、先端の洗浄ノズルからの噴射で配管内の汚れを落とす仕組みです。
各要素についてご説明しましょう。1.高圧ポンプユニットはドイツ製の高性能ポンプを中心にそれを動かすエンジン、水タンクなどで構成されています。通常、移動用の大型車両に搭載しています。圧力は16Mpa〜150Mpa、水量は最大毎分200リットルです。 2.トルネードユニットはエアモーターでホースを回転させます。洗浄速度は毎分50〜2000ミリです。 3.アドバンスユニットはホースを前進させたり後進させます。
実際の洗浄ノズルの動き
この工法の最大の特徴は管壁に沿って洗浄ノズルを回転させながら汚れを落とすことです。ここで洗浄ノズルの実際の動きを見てみましょう。洗浄ノズルには2種類の噴射口がついています。1つはノズルを壁面に押し付けるための大きな噴射口。もう1つは汚れを除去するための小さな噴射口です。この2方向から高圧水を噴射し、さらにトルネード&アドバンスユニットによるホースへの回転および前・後進の動きが加わることによって壁面に沿ってムラなく汚れを除去することができるのです。
多様な配管に対応
トルネード工法は洗浄ノズルや高圧ポンプの圧力などを調整することよって多様な配管に対応します。
トルネード工法のメリット
トルネード工法のメリットをまとめてみました。
■洗浄速度が早く、全面をムラなく洗浄できる。■作業員が洗浄ホースを持つ必要がないので安全。■水だけで洗浄するので低コストで環境にやさしく、作業時の粉塵も少なく安全。
施工例
トルネード工法は様々な現場で活躍しています。施工例をご紹介しましょう。